鉄道で山越えするたびに、私たちはトンネルを通ります。日本で最も長い鉄道トンネルは、本州と北海道を結ぶ青函トンネルで、延長は53,850メートルに達します。これがどれほど長いのか、ほかの長いトンネルとの差から見えてくることがあります。
この記事は動画「【TOP5】日本で最も長い鉄道トンネルランキング #Shorts」の解説です。
数字の一覧
| 順位 | 対象 | 値 |
|---|---|---|
| 1位 | 青函トンネル | 53,850m |
| 2位 | 八甲田トンネル | 26,455m |
| 3位 | 岩手一戸トンネル | 25,808m |
| 4位 | 飯山トンネル | 22,251m |
| 5位 | 大清水トンネル | 22,221m |
出典: 各鉄道事業者公表値(営業中の鉄道トンネル延長)(2024年)を加工して作成
1位が2位の2倍近い長さの理由
最長の青函トンネル(53,850メートル)は、2番目に長い八甲田トンネル(26,455メートル)の約2倍の長さです。この差は山越えの難度の違いを示しており、津軽海峡を横切る必要があった青函トンネルの工事難度が、山越えだけのトンネルとは比較にならなかったことがわかります。3位の岩手一戸(25,808メートル)と2位の八甲田はほぼ同じ長さですが、1位との差は明らかです。
大規模インフラが実現する移動
トンネルの長さは、工事の難度と期間に直結します。特に海底区間を含む青函トンネルのような大規模トンネルの建設は、高度な技術開発と長期にわたるインフラ投資の象徴です。このような基盤があるからこそ、現在の高速鉄道網が機能し、本州と北海道の間で物流・人流が効率的に流れ、全国の経済活動と産業振興が支えられています。
『営業中』という定義の重要性
このランキングは『営業中の鉄道トンネル延長』という定義に基づいており、2024年時点のデータです。建設中のトンネルや廃止された鉄道は含まれていません。また、トンネルの長さは、山岳部の地形や海底区間の有無によって大きく異なり、その規模の比較には地質や環境因子が影響していることにも注意が必要です。
このランキングから見えるのはトンネルの長さですが、実際には各トンネルが開通した時期や建設期間、また突破した技術的な課題によって、その価値を測ることもできるかもしれません。
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数字はすべて公的統計から。毎日2本、くらしの数字ラボで動画にしています。

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