毎日の食卓に上るりんご。その産地がどこかを意識する人は少ないかもしれません。ただ農林水産省の統計によると、りんご生産量で日本一は青森県の約42万トン。この圧倒的な数字がどれほど大きいのかは、全国のほかの県の生産量と並べたときに初めて見えてきます。
この記事は動画「【TOP5】日本のりんご生産地はどこ? #Shorts」の解説です。
数字の一覧
| 順位 | 対象 | 値 |
|---|---|---|
| 1位 | 青森県 | 約42万t |
| 2位 | 長野県 | 約11万t |
| 3位 | 岩手県 | 約4.7万t |
| 4位 | 山形県 | 約4.1万t |
| 5位 | 福島県 | 約2.4万t |
出典: 農林水産省 作物統計調査(令和5年産りんご)(年)を加工して作成
青森県と2位以降の生産量の差
青森県の42万トンは、2位の長野県11万トンに比べておよそ3.8倍。3位の岩手県4.7万トンと比べても約9倍の生産量です。さらに、上位5県全体での占有状況を見ると、2位から5位までの生産量の合計が約22万トンであるのに対し、青森県1県だけでほぼそれに匹敵する生産規模を持っています。このような集中度は、日本国内の農業統計の中でも珍しい特徴の1つです。
りんご産地の集中が暮らしに及ぼす影響
地元産のりんごを意識する人、しない人、さまざまです。ただ生産が特定地域に集中していることは、私たちの日常生活に直結します。例えば青森県での気象災害や病害虫の被害が広がれば、全国のりんご供給に響きやすくなります。一方で、青森県が長年かけて磨いた栽培技術や市場流通網があるからこそ、安定して良質なりんごを手に入られる環境が整っているのも事実です。
統計を読むうえで気をつけたい3つのポイント
このデータは2023年(令和5年産)の統計です。毎年の気象変動や病害虫の発生状況により、各県の生産量は変動します。今年が必ず昨年と同じ順位・数字とは限りません。また単位は『トン』で、買い物では『個』で数えるりんごですが、流通統計では大量単位で表記されています。このほか、データの公表時期や調査時点による違いも確認しておくと、数字の信頼度がより高まります。
では、青森県のりんごがなぜこれほど生産量で上位を占め続けているのか。気候や土壌、歴史的な栽培経験など、背景に何があるのかは、別の角度からの調査が必要です。
ご確認ください
統計は改定されることがあり、制度は改正されることがあります。実際にご判断される際は出典元の最新情報をご確認ください。個別の税額や控除の判断は、所轄の税務署または税理士にご確認ください。当サイトでは個別のご相談を承っておりません。
数字はすべて公的統計から。毎日2本、くらしの数字ラボで動画にしています。

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