スーパーの野菜売り場でよく見かけるみずな(水菜)。日本の生産量は茨城県に大きく偏っており、令和4年産は第1位で約1.9万トン。その背景にある数字から、野菜流通の仕組みを追ってみます。
この記事は動画「【TOP5】みずなの生産量が多い都道府県 #Shorts」の解説です。
数字の一覧
| 順位 | 対象 | 値 |
|---|---|---|
| 1位 | 茨城県 | 約1.9万t |
| 2位 | 福岡県 | 約0.33万t |
| 3位 | 京都府 | 約0.27万t |
| 4位 | 兵庫県 | 約0.15万t |
| 5位 | 滋賀県 | 約0.14万t |
出典: 農林水産省 作物統計調査(令和4年産みずな)(年)を加工して作成
生産量で茨城県が圧倒的な差をつけている
令和4年産(2022年)の農林水産省統計では、みずなの生産量第1位が茨城県で約1.9万トン。2位の福岡県は約0.33万トンですから、茨城県は2位の約6倍という大きな開きがあります。3位の京都府は約0.27万トン、4位の兵庫県は約0.15万トン、5位の滋賀県は約0.14万トン。わずか5県に限定しても、茨城県への一極集中の構図がはっきり見えます。
生産が一極に集中することの影響
生産地が一つの地域に集中していると、流通経路がシンプルになり、通常は流通コストの抑制につながります。消費者がスーパーで年間を通じてみずなを安定した量で見かけられるのは、こうした効率化があるからです。一方で、台風などの異常気象が茨城県を直撃した場合、全国レベルで品薄や価格変動のリスクを背負うことになります。
統計を見るときの確認ポイント
このデータは令和4年(2022年)時点の一年間の記録であり、複数年の推移を示すものではありません。また生産量はトン数で計測されており、栽培面積や農家数とは異なります。さらに農家の経営規模や出荷形態によって実際の流通量は変わります。野菜の供給構造を理解するには、生産量だけでなくこれらの文脈も合わせて見ることが大切です。
では、なぜ茨城県はみずな生産でこれほど大きなシェアを占めるようになったのか。土地の条件や栽培技術、流通インフラなど、その背景にある要因が気になります。
ご確認ください
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数字はすべて公的統計から。毎日2本、くらしの数字ラボで動画にしています。

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