世界の森林がどこに集中しているか、ご存知ですか。FAO(国連食糧農業機関)が2020年時点でまとめた統計によれば、森林面積が最も大きいロシアが815,312千ヘクタール——地球の森林資源の相当な割合を占めています。木材やパルプの調達に関わりのある日本人にとっても、世界の森林がどこに存在するかは、無視できない情報です。では、その他の国との差はどのくらいなのでしょうか。
この記事は動画「【TOP5】世界で最も広い森を持つ国ランキング #Shorts」の解説です。
数字の一覧
| 順位 | 対象 | 値 |
|---|---|---|
| 1位 | ロシア | 815,312千ha |
| 2位 | ブラジル | 496,620千ha |
| 3位 | カナダ | 346,928千ha |
| 4位 | アメリカ | 309,795千ha |
| 5位 | 中国 | 219,978千ha |
出典: FAO 世界森林資源評価2020(FRA2020)(2020年)を加工して作成
1位ロシアの森林と他国との比較
ロシアが815,312千ヘクタール、2位のブラジルが496,620千ヘクタール——その差は約318,700千ヘクタール。ロシアの森林がいかに広大かが分かります。3位カナダ(346,928千ha)、4位アメリカ(309,795千ha)、5位中国(219,978千ha)と上位5国が世界の主要な森林を占めています。ロシアとブラジルだけでも、世界の森林の大部分が集中していることが、この数字から読み取れます。
世界の森林資源が日本経済に及ぼす影響
日本は北方林の大国ロシアやブラジルの熱帯雨林のような大規模な森林を持ちませんが、これら上位国の森林資源との関係は深いです。紙やパルプ、木材の輸入は日本経済に不可欠であり、上位5国の森林状況は調達先の安定性や価格に直結します。また、森林は炭素吸収源として気候変動対策にも関わっており、世界の森林がどこに存在するかは、日本を含む全世界の環境政策にも影響を及ぼします。
森林面積の統計を正しく読み解くために
このデータはFAOが2020年時点でまとめたもの。森林の定義は国によって若干異なるため、各国の報告値を比較する際には注意が必要です。また、森林面積が大きい=森林の質が高いとは限りません。原生林と人工林、保護された森と資源利用される森では、生物多様性や経済的価値も異なります。統計の数字だけでなく、『どういった森か』という背景を知ることが、世界の森林状況を正確に理解する鍵となります。
世界の森林面積が分かれば、次に気になるのは『その森林がどれだけ失われつつあるか』。毎年の減少率は国によって大きく異なりますが、その実態は——
ご確認ください
統計は改定されることがあり、制度は改正されることがあります。実際にご判断される際は出典元の最新情報をご確認ください。個別の税額や控除の判断は、所轄の税務署または税理士にご確認ください。当サイトでは個別のご相談を承っておりません。
数字はすべて公的統計から。毎日2本、くらしの数字ラボで動画にしています。

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