時給で働く人なら誰もが関係する「最低賃金」。企業が従業員に支払うべき時給の法的な下限として、都道府県ごとに定められています。自分が働く地域によって、この下限金額が大きく異なることをご存じでしょうか。2025年度のデータから、その実態を見てみます。東京都の最低賃金は1,226円です。
この記事は動画「【TOP5】最低賃金が高い都道府県ランキング #Shorts」の解説です。
数字の一覧
| 順位 | 対象 | 値 |
|---|---|---|
| 1位 | 東京都 | 1,226円 |
| 2位 | 神奈川県 | 1,225円 |
| 3位 | 大阪府 | 1,177円 |
| 4位 | 埼玉県 | 1,141円 |
| 5位 | 千葉県 | 1,140円 |
出典: 厚生労働省 令和7年度 地域別最低賃金 全国一覧(2025年)を加工して作成
首都圏がほぼ同水準、大阪以西との差は明白
令和7年度の地域別最低賃金では、東京都が1,226円でトップです。神奈川県は1,225円と、わずか1円しか違いません。一方、3位の大阪府は1,177円で、東京との差は49円。埼玉県1,141円、千葉県1,140円と続き、TOP5の中でも下位2県との差は約1円で、ほぼ同水準です。地域による時給の段差がはっきりと表れています。
最低賃金が異なるとは、家計にどう影響するか
最低賃金とは、企業が従業員に支払うべき時給の法的な下限額です。東京都で時給1,226円、千葉県で1,140円という下限が定められていることは、同じ業務内容でも勤務地によって基準となる時給が異なることを意味します。給与所得者だけでなく、家計管理や人事コストの観点からも、こうした地域差は実際の生活に影響を与えます。転勤や転職を検討する際、勤務地と最低賃金の関係を把握することは重要です。
年度と対象範囲を確認して読むこと
地域別最低賃金は毎年改定され、通常は10月から新しい金額が適用されます。今回のデータは令和7年度(2025年時点)の値で、翌年にはまた変わる可能性があります。また、このデータは一般の産業を対象とした最低賃金で、業種によって別途定められた産業別最低賃金とは異なります。統計を参照する際は、こうした年度と対象範囲を確認することが、正確な理解につながります。
毎年改定される最低賃金は、働く人の基本的な経済環境を映す指標でもあります。首都圏と地方の差が今後、どう推移するのか。改定のたびに注目する価値があります。
ご確認ください
統計は改定されることがあり、制度は改正されることがあります。実際にご判断される際は出典元の最新情報をご確認ください。個別の税額や控除の判断は、所轄の税務署または税理士にご確認ください。当サイトでは個別のご相談を承っておりません。
数字はすべて公的統計から。毎日2本、くらしの数字ラボで動画にしています。

コメントを残す